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完走報告(tafots)
秋までかかってしまいましたが100首を読み終えることができました。主催の五十嵐きよみさま、今年も素敵な100代をご用意くださってありがとうございます。

今年は枕詞を必ず入れることを縛りとしました。枕詞の参照先には主に以下のwebサイトを参考にいたしました。また、枕詞の考え方については金子武雄氏の『称詞・枕詞・序詞の研究』を参照し、「通例以外の用途については意味か音で枕関係にのっとっていること」という自分ルールを設けました。

大辞林 特別ページ 言葉の世界2-7 枕詞
( http://daijirin.dual-d.net/extra/makurakotoba.html )

国語辞書 - goo辞書
( http://dictionary.goo.ne.jp/jn/ )

万葉散歩フォトギャラリー
( http://www1.kcn.ne.jp/~uehiro08/ )
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100:先(tafots)
スティックの先を見ている 粗金のドラムの鳴らされるに備えて
099:趣(tafots)
おのおのに趣向を凝らし露霜の秋山燃える遠野霜月
098:激(tafots)
山川の激つ怒りで寝つけない夜が逃げるよパール、ハイウェイ
097:尾(tafots)
いそのかみ古き石段のぼるとき爆心地より遠き尾道
096:拭(tafots)
あぢさはふ目が死んでゐる 台拭きのにほひの指で髪にさはるな
095:樹
女郎花サキサキと踏む街路樹の落ち葉 愛されなくとも生きよ
094:担(tafots)
玉梓のルンバおまえの兄弟はEODを担う兵だよ
093:条件(tafots)
月草のうつろいやすき条件を満たしつづけてヒトで在る今日
092:童(tafots)
立ち柧棱の身の嘆かるる童貞の青年 パンをちぎる親指
091:締(tafots)
初雁の二十日に応募締め切りのシールを入れとくポッケかしてよ
090:舌(tafots)
庭つ鳥にわとりの舌尖るとき啼くぞ啼くぞと見ている 啼かぬ
089:喪(tafots)
秋霧の晴れて火葬場まで歩く 喪服の脇は汗ばんでいる
088:訂(tafots)
畳薦ヘブンズ・ドアー改訂版よんでほしくて岸部家へゆく
087:チャンス(tafots)
望月の満ちたりた息を聞いている 眠るチャンスを逃しつづけて
086:片(tafots)
片糸のよりそいねむる妹のうすいまなぶた 母に似ている
085:甲(再投稿)(tafots)
生黄泉の甲斐の地へ入る 甲斐の地はどこからも山どこゆくも山
083:西洋(tafots)
垂乳根の祖母の生まれはたしか西洋酒に浸けた無花果が好き
082:邪(tafots)
ときぎぬの思い乱れてまよなかにきざむ野菜の邪悪なスープ
081:苔(tafots)
みなしたふ魚が好んで食む苔を購ひにゆく約束でした
081:秋(tafots)
秋霧の晴れ着を借りて妹のそれに似るよう目尻を描く
080:たわむれ(tafots)
スカートに隠れてキスを ぬばたまの君はたわむれかたを知らない
079:帯(tafots)
熱帯の鳥の色だよ ははそはの母がジャスコで買った自転車
078:査(tafots)
荒妙のフジのドラマで知ったけど巡査部長は下からにばんめ
077:転(tafots)
しろたえのパニエを見せて回転す 少女はとわに少女でいない
076:桃(tafots)
ももたらずいそいそと剥く桃ふたつ ひとつを母にひとつをわれに
075:溶(tafots)
葉先からセロリは溶ける さきくさの三つ葉の茎のとけてゆくまに
074:無精(tafots)
焼き太刀のへつかい常に励まして無精を叱る執事が欲しい
073:庫(tafots)
ありそなみ在り処に書庫を示されて窓という窓に別れを告げる
072:狭(tafots)
狭衣の女形(おやま)の太き指たちよライトに白く濡らされてゆけ
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