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ふと思い出したこと
昨年の題詠blog2010で黒の題は下記の歌を作った。

 吾が胸にうつむく人の黒髪のさらさら降らむ 月が明るい


先日、しばしば私の歌を取り上げてくださる鳥羽省三さんに
まったく意図していなかった解釈をいただいて驚いた。
(臆病なビーズ集のこの記事です)
この歌には「吾」と「人」がいるのだが、鳥羽さんは「吾」を女性、「人」を男性ととらえた。
「吾」の豊かな胸に対して「人」がうつむき、そこに月がさしている、という図になる。

作り手の意図をつまびらかにするのは野暮かもしれないが書いておきたい。
この歌は、男性の胸の上に女性の髪が降る、男性の視点から描いた風景なのだ。

まっすぐな長い黒髪は、本当にサラサラと音を立てて滑り落ちる。
腹の上に乗った女は頭を揚げてどこかを見ていたが、再び自分の胸の上へ顔をうつむかせる。
すると背中から肩の上を通って、髪の毛がさらさらと降ってくる。

もちろん私は、女を腹の上に乗せたことも無いし、男性だったことも無い。
女の側から書くには、自己陶酔が強すぎる内容だと思った。


誤読されるには、誤読される理由がある。
むずかしいな…
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コメント

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私は、男性の歌だと思いました。
そんなエロっぽさは、微塵も感じませんでした。
黒髪に月光が散っている情景、綺麗だと思いました。
水絵 | URL | 2011/02/02/Wed 23:26 [編集]
Re: タイトルなし
ありがとうございます。
誤読され、解釈される歌こそが魅力的な歌なのだと鳥羽さんにも言われました。
色っぽい短歌をそれと知られずに詠んでいきたいです。
tafots | URL | 2011/02/03/Thu 00:52 [編集]

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