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079:帯(tafots)
熱帯の鳥の色だよ ははそはの母がジャスコで買った自転車
078:査(tafots)
荒妙のフジのドラマで知ったけど巡査部長は下からにばんめ
077:転(tafots)
しろたえのパニエを見せて回転す 少女はとわに少女でいない
076:桃(tafots)
ももたらずいそいそと剥く桃ふたつ ひとつを母にひとつをわれに
075:溶(tafots)
葉先からセロリは溶ける さきくさの三つ葉の茎のとけてゆくまに
074:無精(tafots)
焼き太刀のへつかい常に励まして無精を叱る執事が欲しい
073:庫(tafots)
ありそなみ在り処に書庫を示されて窓という窓に別れを告げる
072:狭(tafots)
狭衣の女形(おやま)の太き指たちよライトに白く濡らされてゆけ
071:籠(tafots)
妻籠る屋久の廃線トロッコのレールを歩く無言で歩く
070:芸(tafots)
ちちのみの父に坊主や陶芸や蕎麦を禁ずる母のわがまま
069:カレー(tafots)
夏引きの糸井重里さんだもの。旨いカレーになるでしょうとも
068:巨(tafots)
どこからも見えた巨仏があをによし奈良の暮らしに影ひとつない
067:鎖(tafots)
解き衣の乱痴気を経て復讐の連鎖を知ったふうな妹
066:息(tafots)
壊れそうになったら長い息を吐け 鳰照る月を眉に浮かべて
065:酢(tafots)
草枕夕餉のもずくに酢をたして吸いてむせたり母同様に
064:志(tafots)
馬並めてタグ付けされしイラストに顧客志向の生まれはじめて
063:久しぶり(tafots)
瑞垣の「お久しぶり」と書くほどのみじかい別離であるはずだった
062:軸(tafots)
射ゆ獣の心痛深し ペン軸をすべてダーツの矢に替えておく
061:企(tafots)
かんむりの軌跡で風を描こうと企てているあめなる雲雀
060:プレゼント(tafots)
重いかも趣味じゃないかもいなむしろ可愛くないかもこのプレゼント
059:貝(tafots)
ちはやふる神かくしを待つ童らがかわりばんこに吹きゆ ほら貝
058:涙(tafots)
たまかづら Fruitless Flowering (花のみ咲ける)恋でした。涙腺掃除に事足るほどの
058:涙(tafots)
たまかづら Fruitless Flowering (花のみ咲ける)恋でした。涙腺自慰に事足るほどの

(追記)
トラバ弾かれたので「涙」のお題やりなおし。

(追々記)
「涙」ったら涙腺オナニーのことしか書けないよーどうしよー
なんでセックスは通って自慰は通らないんだよー
gooのやろうめー
057:紐(tafots)
下紐のしたごころの香かぎとって存在価値をたしかめている
056:晩(tafots)
いちさかきfluitful and foulful (実多き苦き)日々でした。唇はまだ晩夏に燃えて
055:きっと(tafots)
陽炎のかすかな記憶たどりつつじゃきっと調理バサミをひらく
053:武(tafots)
天つ水あおぎて吾を見たる武士さかやきひたいひかりすべりゆ
053:渋(tafots)
躑躅花匂え少女ら 必要なものは何でも渋谷にあった
052:世話(tafots)
忙しなき空蝉の世に会えたのだ 来世のことは来世話そう
051:囲(tafots)
ほんとうの使われかたは栲衾しらないでいる蕎麦屋の囲炉裏
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